タイトル:Solar supremacy!
制作年:2021
サイズ:1000mm × 810mm (F40)
画材:油彩・キャンバス
解説:
「太陽は生命を与えるもの」——ラムセス2世。人類はその存在そのものを太陽に負っている——「私たちの」太陽、私たちの宇宙の中心に。歴史を通じて、人は太陽に霊感を得てきた——神聖な力を、病を癒す力を、そしてやがては清らかで尽きせぬ動力源となりうる可能性を、そこに見てきた。ギリシアやエジプトの古代の人々は、地球が宇宙を巡りながら自転し公転していることを、必ずしも知らなかった。彼らは地球が宇宙の中心にあり、太陽も星も惑星もその周りを回っていると信じていた。ポーランドの科学者ニコラウス・コペルニクスは1532年、実際には惑星が太陽の周りを回っているのだと初めて唱えた。インド・ヨーロッパ語族の人々のあいだで、太陽は神聖な力の象徴とされ、すべてを見通す神としてさまざまな姿で崇められた。1880年代、科学者たちは「日光療法(ヘリオテラピー)」が細菌を殺して病を癒しうることを発見した。二酸化炭素による地球温暖化という課題に直面するなか、太陽光はいわゆるクリーンエネルギーの源としてますます重んじられている。そして最近では、太陽の奥深くで原子が融合し膨大なエネルギーを生む過程である核融合が、炭素を出さない未来への一歩として期待されている。昨日も、今日も、明日も——太陽は私たちの絶対の主であるようだ。
